カテゴリー: ジムと費用の記録

パーソナルジムやオンライン指導の料金・条件を公式サイトで調べて並べた記事

  • 「無料体験」がどこまで無料か、4社の公式サイトを読んだ

    「無料体験」がどこまで無料か、4社の公式サイトを読んだ

    「無料体験あり」と書いてあるジムを4社見た。中身は同じではなかった。

    通常は有料で、今だけ0円になっているところもあった。「無料カウンセリング」と「無料体験トレーニング」が別物のところもあった。

    この記事は、申し込む前に読んでおくと話が早くなる内容をまとめたものだ。

    2026年9月12日時点の公式サイト表記。条件は変わる。申し込む前に公式で見てほしい。


    「無料」には3種類あった

    種類 中身
    無料カウンセリング 話を聞く・体を測る。トレーニングはしない
    無料体験トレーニング 実際のカリキュラムを受ける
    通常は有料の体験が、キャンペーンで0円 キャンペーンが終われば有料に戻る

    3つ目が一番見落としやすい。「無料」と書いてあっても、その価格がいつまでなのかは別の話だ。


    4社を並べる

    サービス 体験の形 通常価格 今の価格
    tough brawn 60分体験トレーニング+無料カウンセリング — 無料
    Lastyle 60分体験+無料カウンセリング — 無料
    サスティナ 初回体験 4,000円 キャンペーンで0円
    プレズ LINEでの無料カウンセリング(トレーニングなし) — 無料

    サスティナは「初回体験 4,000円 → 0円」と書かれている。通常は有料だ。キャンペーンの表記は「今月末まで」「各店舗先着5名様限定」で、具体的な終了日(暦日)は書かれていなかった。

    プレズはオンラインなので、体験トレーニングではなくLINEでのカウンセリングになる。


    「手ぶらでOK」に何が含まれるか

    tough brawnの公式サイトに、体験の流れが項目で出ていた。無料と書かれているのはこれだけあった。

    • ウェア
    • シューズ
    • タオル
    • シャワー後のバスタオル
    • ドリンク
    • メイクスペース、化粧水などのアメニティ類

    持っていくものが要らない、という意味の「手ぶら」だった。 ここまで書いてあると、当日の準備を考えなくていい。

    逆に言うと、ここが書かれていないところは行ってから確認することになる。ウェアとシューズのレンタルがあるかどうかで、初回のハードルがだいぶ違う。


    体験で見るのは「効果」ではない

    1回受けただけで体は変わらない。だから体験で見るのは別のものだと思っている。

    僕が見たいのは、続くかどうかに関わる部分だ。

    1. 予約が実際に取れるか

    料金表には出てこない。体験の場で聞くしかない。

    聞き方は具体的にする。「予約は取りやすいですか」だと「取りやすいです」で終わる。

    「平日の21時台は、この4週間でどれくらい埋まっていますか」

    曜日と時間を出して聞く。数字で返ってこないなら、そこは分からないままだ。

    サスティナは公式に「24時間予約可能」と書いている。ただし予約の枠が空いているかは別の話なので、これも聞く。

    2. 個室かどうか

    Lastyleは「完全個室」、サスティナも「完全個室でのトレーニング」と公式に書いている。

    個室が向くかどうかは人による。人目が気になって止まるタイプには合う。 逆に、周りに人がいたほうが動くタイプもいる。

    これは体験に行ったときの自分の感覚で決めていい項目だ。

    3. トレーナーが固定かどうか

    Lastyleは「最初から最後まで同じトレーナーがサポート」と公式に明記している。

    毎回違う人だと、その都度説明することになる。固定なら、生活リズムや食事の癖を前提にして話が進む。続ける前提で考えるなら、ここは大きい。

    体験の当日に、担当が固定かどうかを聞く。

    4. 男性向けかどうか

    tough brawnは男性向けと明記している。入りづらさで止まるなら、そもそも対象を絞っているところを選ぶという手はある。


    「体験=入会」ではないと書いてある会社がある

    これは調べていて安心した点だ。

    tough brawnの体験の流れの最後に、こう書かれている。

    ご退店前に料金やプランについてご説明します。無理な勧誘は決して行いません。

    プレズは特定商取引法のページに、もっとはっきり書いている。

    無料カウンセリングの登録では、入会にはなりません

    無料カウンセリングの登録では料金は発生しません

    「登録=入会ではない」と制度の説明の中で明記している。ここは読んでおくと気が楽になる。

    もちろん、書いてあるとおりになるとは限らない。ただ、公式に書いてあることは、その場で確認できる材料になる。


    断りにくくなる条件を、先に確認しておく

    一番大事なのがこれだと思う。

    「体験の当日に契約しないと変わる条件はありますか」

    これを予約の段階で聞いておく。当日契約で入会金が安くなる、といった条件があるなら、その場で決めさせる設計になっている。

    条件があること自体は悪くない。困るのは、知らずに行って、その場で判断させられることだ。知って行けば、「今日は決めません」と最初に言える。

    そして、その場で値引きが出てきたときは、金額の話に乗らない。乗ると断る話が止まる。


    行く前に聞くことリスト

    体験の予約フォームか電話で、これだけ聞いておけばいい。

    1. 1回の時間は何分か。着替えとシャワーは含まれるか
    2. ウェア・シューズ・タオルの貸し出しはあるか
    3. 体験の当日に契約すると変わる条件はあるか
    4. 平日◯時台・土日の予約は、直近どれくらい埋まっているか
    5. 担当トレーナーは固定か
    6. 休会はできるか。その間の費用はかかるか

    6つ全部に即答が返ってくるなら、運用が整っていると考えていい。答えが濁るところが1つでもあれば、それが自分にとって大事な項目かどうかで判断する。


    まとめ

    • 「無料」は3種類ある。無料カウンセリング/無料体験トレーニング/通常有料の体験が今だけ0円
    • サスティナの初回体験は通常4,000円。キャンペーンで0円。終了日の暦日は書かれていない
    • プレズはオンラインなのでLINEでの無料カウンセリング。トレーニングの体験ではない
    • 「手ぶらでOK」の中身は公式に書いてあることがある。ウェア・シューズ・タオル・ドリンクまで無料と書いているところもあった
    • 体験で見るのは効果ではなく、予約の取りやすさ・個室か・トレーナー固定か
    • 「登録では入会になりません」と特商法のページに明記している会社がある
    • 予約の段階で「当日契約で変わる条件があるか」を聞いておく

    無料体験は、入会するために行く場所ではない。自分の生活に当てられるかを確かめに行く場所だと思っている。


    出典と取得日

    すべて2026年9月12日に各社の公式サイトで確認した。

    • tough brawn(last-style.com/tough-brawn/):60分体験トレーニング・無料カウンセリングの流れ、レンタル品、「無理な勧誘は決して行いません」の記載
    • Lastyle(last-style.com/lp/):60分体験・無料カウンセリングの流れ、完全個室、トレーナー専任制
    • サスティナ(sustina-gym.com):初回体験 4,000円→0円、完全個室、24時間予約可能、店舗一覧
    • プレズ(plez.jp/lp/):LINEでの無料カウンセリング/特定商取引法に基づく表記

    キャンペーンと条件は変わる。この記事の次回の見直しは2026年9月30日に行う。

    この記事は公式サイトに出ている条件の整理で、効果について述べたものではない。

  • 自己流に1年でいくらかかるか、公式価格で積み上げた

    自己流に1年でいくらかかるか、公式価格で積み上げた

    自己流は安い、と思っていた。

    ジムに入らなければ金はかからない。そう思って何年も自己流でやってきた。今回、公式サイトに出ている価格だけを拾って積み上げてみた。

    結果から書くと、揃えると年10万円を超える。そしてその金額帯には、指導を受けるサービスが普通に並んでいる。

    価格はすべて 2026年9月12日時点の公式サイト・公式ストア表記。
    実売価格や店舗ごとの条件は違うことがある。買う前に公式で見てほしい。


    拾った価格

    アプリ

    サービス 価格 備考
    Nike Training Club 0円 公式に「190種類以上のワークアウトに無料でアクセス可能」と記載
    あすけん プレミアム 1ヶ月480円/6ヶ月1,900円/1年3,600円 税区分の表記なし。※後述の改定あり
    Apple Fitness+ 月額980円/年額7,800円 税区分の表記なし。新規1ヶ月無料

    プロテイン

    商品 価格 内容量 1食の量 1食あたり
    マイプロテイン Impact(国内製造) 5,490円(税込) 1kg 約30g 約165円
    VALX 無添加ホエイ WPC 6,480円(税込) 1kg 30g 約194円
    ザバス ホエイプロテイン100 6,760円(税抜) 980g 28g 約209円(税込換算)
    ゴールドジム CFMホエイ 10,800円(税込) 900g 20〜30g 約240〜360円

    ※ ザバスは「メーカー希望小売価格+税」。公式サイトに「実際の店頭価格と異なる場合がある」と明記がある。税込換算は食品の軽減税率8%で計算した。

    器具

    商品 価格
    ラバーダンベルセット 20kg(10kg×2) 9,020円
    ヨガマット 4mm 1,500円
    トレーニングチューブ ショート 770円

    ※ 器具3点は公式ページに税込・税抜の記載がなかった。

    体組成計

    商品 価格(税込)
    オムロン HBF-212 4,169円
    タニタ BC-771 7,700円
    オムロン KRD-703T(両手両足) 19,800円
    タニタ BC-623L(左右部位別) 27,500円

    24時間ジム

    施設 月会費 初期費用
    chocoZAP 3,278円(税込) 入会金・事務手数料 無料(2025年4月1日〜)。ただし再入会は3,000円
    エニタイムフィットネス 板橋店 8,250円(税込) セキュリティキー発行 5,500円(税込)
    エニタイムフィットネス 渋谷店 9,900円(税込) 同上(9/30までのキャンペーンで無料)

    ※ エニタイムは公式に「月会費・キャンペーンは店舗ごとに異なる」と記載がある。


    積み上げてみる

    上の価格だけを使って、4通り計算した。推測は入れていない。

    ① 完全に無料で始める

    Nike Training Club だけ。

    年間 0円

    ② 記録と最低限の道具を揃える

    項目 計算 金額
    あすけんプレミアム 480円 × 12 5,760円
    ヨガマット 1回 1,500円
    トレーニングチューブ 1回 770円
    体重計(オムロンHBF-212) 1回 4,169円

    初年度 12,199円(2年目以降は5,760円)

    ③ ②にプロテインを毎日1食足す

    1日1食を365日。いちばん安い商品と、ザバスで幅を出す(ゴールドジムは1食240〜360円と幅が広いので、この計算からは外した)。

    商品 1食 年間365食
    マイプロテイン 約165円 約60,100円
    ザバス 約209円 約76,100円

    初年度 72,300円〜88,300円

    プロテインが一番大きい。ここを毎日にするかどうかで、年間の金額が数万円動く。

    ④ ③にダンベルと24時間ジムを足す

    項目 計算 金額
    ③ 72,300〜88,300円
    ダンベル20kgセット 1回 9,020円
    chocoZAP 3,278円 × 12 39,336円

    初年度 約120,700円〜136,700円

    エニタイム渋谷店に置き換えると(9,900円×12+セキュリティキー5,500円=124,300円)、初年度 約205,600円〜221,600円になる。


    この金額帯に何が並んでいるか

    ④で出た初年度12万〜14万円という数字を、指導を受けるサービスと並べてみる。ただし期間が違うので、そのままでは比べられない。1年ぶんにそろえて並べる。

    1年あたり(入会金込み) 中身
    自己流④(chocoZAP込み・初年度) 約120,700〜136,700円 アプリ・プロテイン・器具・ジム会費
    自己流④(2年目以降) 約105,200〜121,200円 器具と体組成計が落ちる
    プレズ ダイエット(12ヶ月換算) 約204,800円 16,170円×12+入会金10,780円
    tough brawn 16回コース 238,700円 16回+入会金。使い切るまでの総額

    ※ 表の金額のうち、自己流側はアプリと器具3点の税区分が公式に書かれていない。指導サービス側は税込。

    年でそろえると、自己流のほうが安い。 ここは予想どおりだった。意外だったのは差の小ささのほうだ。プレズのダイエットプランと自己流④の差は、年で7万〜8万円しかない。僕はこの差を「桁が違う」と思い込んでいた。

    自己流の1年の費用を公式価格で積み上げた結果(初年度)
    自己流の1年の費用を公式価格で積み上げた結果(初年度)

    誤解しないでほしいのは、指導を受けたほうがいいと言っているわけではないということだ。①の0円でも、②の1.2万円でも始められる。僕が言いたいのは、自己流の費用を数えたことがなかったという一点だ。

    数えていないから「自己流は安い」という前提のまま、毎月プロテインを買い、器具を買い、ジムに入って行かなくなる。金額を比べていないのに、金額を理由に選んでいた。


    積み上げていて引っかかった表記

    あすけんの料金改定が追いにくい

    特定商取引法のページには 1ヶ月480円/6ヶ月1,900円/1年3,600円 と出ている。

    一方で、2026年8月18日以降に段階的な料金改定が進んでいる。Web(クレジットカード)とAndroid契約者は2026年9月以降の更新から月額580円、第2段階が2027年から。iOSも同様に段階改定。

    改定後の6ヶ月・1年プランの金額は公式ページに見当たらなかった。 契約経路(iOS/Android/Web)と契約時期で自分がどれに当たるかが変わるので、今いくらなのかを確認しにくい作りになっている。

    ヨガマットの「通常価格」

    公式ストアに、通常価格2,200円のヨガマットが990円(55%OFF)で並んでいた。終了日の記載がない。(※ 上の積み上げに使ったのは、これとは別の1,500円の商品)

    通常価格がどれくらいの期間その価格で売られていたのかは、公式ページからは分からない。

    chocoZAPの「入会金無料」と再入会金

    入会金と事務手数料は2025年4月1日から無料。ただし一度やめて入り直すと再入会金3,000円(税込)がかかる。

    これは、僕のように入っては辞めるを繰り返す人間にだけ効いてくる費用だ。「無料」の印象と、自分に発生する費用は別だった。

    エニタイムのセキュリティキー

    月会費とは別に、セキュリティキー発行手数料5,500円(税込)がある。初期費用は「当月分(日割)+翌月分の月会費2ヶ月分」とあわせて発生する。

    月会費だけ見ていると抜ける費目だった。板橋店の「10月会費980円」キャンペーンには「2026年10月末までの在籍」という条件が付いていて、満たさない場合の扱いは今回見た範囲では書かれていなかった。

    プロテインの税区分がそろっていない

    ザバスは税抜(+税)、ゴールドジム・VALX・マイプロテインは税込。横に並べるなら税込に直してからでないと順番が変わる。


    数えるなら、この4つでいい

    全部を記録する必要はない。1年ぶんを出すのに要るのは4項目だった。

    1. 月額のもの × 12(アプリ、ジム会費)
    2. 毎月買うもの × 12(プロテイン、サプリ)
    3. 1回買ったもの(器具、体組成計)
    4. 初期費用(入会金、事務手数料、セキュリティキーなど)

    4番目が抜けやすい。 月会費だけで比べると、初月に出ていく金額が見えない。


    まとめ

    • 公式価格で積み上げると、自己流でも揃えれば初年度12万〜14万円になる(アプリ・プロテイン毎日・器具・24時間ジム)
    • 一番大きいのはプロテイン。毎日1食で年6万〜7.6万円
    • 器具と体組成計は1回きり。2年目以降は消える
    • 1年にそろえて並べると、指導を受けるサービスとの差は年7万〜8万円だった。自己流が安いのは変わらないが、思っていたほどの開きではなかった
    • 0円でも始められる。無料のトレーニングアプリは公式にある
    • 費用を数えるなら月額×12/毎月買うもの×12/1回買ったもの/初期費用の4つ
    • 「入会金無料」でも、やめて入り直すと発生する費用があることがある

    僕は金額を数えないまま「自己流は安い」と思い込んでいた。数えてから選んでも遅くない。


    出典と取得日

    すべて2026年9月12日に、各社の公式サイトまたは公式オンラインストアで確認した。

    • アプリ:Nike 公式(NTCアプリ)/asken 特定商取引法に基づく表記・料金改定のお知らせ/Apple 公式ニュースルーム
    • プロテイン:明治 ザバス公式/ゴールドジム公式オンラインストア/VALX 公式ストア/マイプロテイン公式
    • 器具:IROTEC・POWERA 公式ストア/BODYMAKER 公式
    • 体組成計:タニタ公式オンラインショップ/オムロン ヘルスケアストア公式
    • 24時間ジム:chocoZAP 公式・公式ヘルプ/エニタイムフィットネス 各店舗公式ページ
    • 指導サービスの総額:プレズ公式/tough brawn 公式

    比較サイト・まとめサイト・第三者出品ページは使っていない。価格は変わる。この記事の次回の見直しは2026年10月中旬に行う。

    この記事は公式サイトに出ている価格の整理で、効果について述べたものではない。

  • 厚労省のガイドを読んだら、ジムに行く前の話がほとんどだった

    厚労省のガイドを読んだら、ジムに行く前の話がほとんどだった

    続かないとき、僕はずっと気合いの問題だと思っていた。

    今回、厚生労働省が出している運動のガイドを読んでみた。国がどれくらいを推奨しているのかを一度も確認しないまま、自己流で何年も遠回りしていたことに気づいた。

    書いてある量は、想像していたものとだいぶ違った。


    国が推奨している量

    「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」(令和6年1月)の成人向け推奨事項は、こうなっている。

    項目 推奨
    身体活動 強度3メッツ以上を週23メッツ・時以上
    〃(わかりやすい言い方) 歩行かそれ以上の強度を1日60分以上(1日約8,000歩以上に相当)
    運動 強度3メッツ以上を週4メッツ・時以上
    〃(わかりやすい言い方) 息が弾み汗をかく程度を週60分以上
    筋力トレーニング 週2〜3日(週4メッツ・時の運動に含めてもよい)
    座位行動 座りっぱなしの時間が長くなりすぎないように注意する

    そして、こう添えられている。

    個人差等を踏まえ、強度や量を調整し、可能なものから取り組む。今よりも少しでも多く身体を動かす。

    読んで思ったこと

    「身体活動」と「運動」が分けて書いてある。

    身体活動のほうは1日60分、約8,000歩。これは通勤と移動でかなり埋まる量だ。運動のほうは週60分。筋トレは週2〜3日。

    つまり、大半はジムに行く前の話だった。僕はいつも「ジムに入るか、何もしないか」の2択で考えていたけど、ガイドが置いている土台はもっと手前にある。

    そして最後の一文が大きい。「今よりも少しでも多く」。これは「週23メッツ・時に届かないなら意味がない」とは書いていないということだ。


    目標を体重で置くのをやめた

    体重を目標にすると、数字が動かない週に全部が止まる。

    体重は水分でも食事の時間でも動く。1週間の努力とその日の数字は、対応していない。なのに数字を見て「意味がなかった」と判断してしまう。

    置き直したほうがいいのは、自分で動かせるものだと思う。

    • 週に何回、家を出たか
    • 座りっぱなしの時間を何回中断したか
    • 歩数が平日どれくらいだったか

    ガイドの推奨も、体重ではなく行動の量で書かれている。週23メッツ・時、週2〜3日の筋トレ、1日60分。どれも「やったかどうか」で判定できる。

    判定できる目標に置き換えるだけで、止まる回数が減る。


    記録は毎日つけなくていい

    記録アプリが3日で止まるのは、記録する項目が多すぎるからだと思っている。

    体重、食事、運動時間、水分。全部を毎日入れる設計になっていて、1日飛ばすと空欄が気になって開かなくなる。

    減らすなら、週1回、1項目でいい。

    • 日曜の夜に、その週に家を出た回数だけ書く

    これなら1週間飛ばしても、次の日曜に再開できる。毎日つける記録は、止まったときに戻れない。


    週2を3ヶ月より、週1を半年

    回数を増やすほど早いのは確かだ。ただ、続く確率は下がる。

    週2は、予定が1つ崩れると週1になる。そこで「今週はもういいか」になって、翌週も飛ぶ。僕が何度も通ったパターンがこれだ。

    週1なら、崩れたときに「今週はゼロ」になる。ゼロは分かりやすい。翌週に戻せる。

    ガイドの筋トレ推奨は週2〜3日だけど、そこに届かない週があっても記録は続く。ゼロにするか、届かない週として記録するかの違いは大きい。


    「行きたくない日」を先に設計しておく

    行きたくない日は来る。来てから考えると、だいたい行かない。

    先に決めておくと機能するのは、この3つだった。

    1. 行くか行かないかではなく、短くする
      30分だけにする、と先に決めておく。ゼロと短縮の間に選択肢を1つ置く。

    2. 着替えるところまでは実行する
      着替えてから決める。僕の場合、止まる場所は玄関だった。着替えは終わっていることが多い。

    3. 予定として入れておく
      「時間ができたら行く」は実行されない。カレンダーに入っていないものは、後回しの対象にすらならない。


    一人だと止まるのに、人がいると続く

    これは仕組みの話で、根性の話ではないと思う。

    一人でやると、やめる判断を自分ひとりで下せる。誰にも説明しなくていいので、やめるコストがゼロになる。

    予約があると、キャンセルの連絡が要る。報告する相手がいると、報告しない週があることが自分で見える。やめるコストが少し上がるだけで、実行率が変わる。

    指導を受けることの価値は、正しいやり方を教わることよりも、この部分のほうが大きいかもしれないと思っている。少なくとも僕の場合、やり方が分からなくて止まったことは一度もない。毎回、行かなくなって止まっている。

    「続ける前提」が契約に書いてあるところもある

    調べていて、これは想像していなかった。

    tough brawn(男性向け)は「結果にご満足いただけなかった場合は、全てのコースで全額返金いたします。」と書いていて、その返金規定が公式ページで読める。中身を見ると、返金を受けられない場合として、こう並んでいる。

    (3)トレーニング当日のキャンセル及び遅刻が2回以上あった場合
    (4)トレーナーと取り決めたプログラムや食事指導を守らなかった場合
    (5)食事の報告を行わなかった日が3日以上ある場合

    返金保証の条件が、そのまま「続けたかどうか」の判定になっている。 当日キャンセル2回、食事報告の空白3日。ここが線だと事前に分かる。

    保証の話としては厳しく見えるが、僕が止まってきた場所そのものでもある。同じページには「日々の食事内容をLINEでトレーナーに送り、セッション時に食事指導を受けられます」とも書かれていて、報告する相手がいる形が最初から組み込まれている。

    数字が出ているのがいいと思った。「ちゃんと通ってください」ではなく、2回と3日で書いてある。自分が守れる線かどうかを、契約する前に考えられる。

    通うのが続かないなら、通わない形もある。オンラインで指導を受ける形なら移動時間がゼロになるので、止まる場所が1つ減る。

    どちらが向くかは、止まる場所がどこかで決まる。

    • 予約は取るけど当日に行かない → 通う形が合っていない可能性がある
    • 一人だと何もしない → 誰かに報告する形が要る
    • やり方が分からなくて不安 → 指導そのものが要る

    停滞したときに確認すること

    しばらく変化が見えなくなる時期は来る。

    そこで極端なことを始めると、だいたい元に戻る。食べる量を大きく減らす、回数を急に増やす、といったやり方は、続かないうえに体調を崩す。この記事ではその方向は勧めない。

    確認するのは、やめていないかどうかのほうだと思う。

    • 週に家を出る回数は減っていないか
    • 記録は続いているか
    • 座りっぱなしの時間が増えていないか

    ガイドの但し書きに戻ると、「今よりも少しでも多く身体を動かす」と書いてある。減らしていなければ、その時点では負けていない。


    まとめ

    • 厚労省のガイドは、成人に 週23メッツ・時以上の身体活動(1日60分・約8,000歩)/週60分以上の運動/週2〜3日の筋トレ を推奨している
    • 但し書きは「可能なものから取り組む。今よりも少しでも多く」。届かないなら無意味、とは書かれていない
    • 目標は体重ではなく行動の量に置く。自分で動かせるものだけを数える
    • 記録は週1回・1項目でいい。毎日の記録は止まったときに戻れない
    • 週2を3ヶ月より、週1を半年。崩れたときに戻せる形にする
    • 行きたくない日は先に設計する。短縮・着替えまで・予定に入れる、の3つ
    • 一人で止まるのは根性の問題ではない。やめるコストがゼロだから
    • 返金保証の条件に当日キャンセル2回・食事報告の空白3日という線を書いているところがある。続ける前提が契約の側にも出ている
    • 停滞したら、極端なことを始めずにやめていないかを確認する

    自分がどこで止まるかが分かると、必要なものが変わる。やり方を教わるのが要るのか、報告する相手が要るのか、移動をなくすのが要るのか。 そこを取り違えると、何度でも同じところで止まる。


    出典

    • 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」(令和6年1月)推奨事項 成人版 ― 週23メッツ・時、1日60分(約8,000歩)、運動 週4メッツ・時(週60分)、筋力トレーニング週2〜3日、座位行動、および「個人差等を踏まえ、可能なものから取り組む。今よりも少しでも多く身体を動かす」の但し書き(2026年9月12日確認)
    • tough brawn(last-style.com/tough-brawn/)― ページ内の「返金規定」(「返金規定を詳しく読む」から開く)の第6項、および食事報告についての記載(2026年9月12日確認)

    体調に不安がある場合や持病がある場合は、運動を始める前に医療機関に相談してほしい。この記事は一般的な情報の整理で、個別の健康状態についての助言ではない。

  • ジムの契約にクーリングオフは使えない。体験に行く前に調べたこと

    ジムの契約にクーリングオフは使えない。体験に行く前に調べたこと

    パーソナルジムの契約に、クーリングオフの制度は使えない。

    正確に言うと、法律が「クーリングオフできる」と決めているサービスの一覧に、ジムが入っていない。知らずに契約すると、後から「8日以内なら解約できるはず」という前提が崩れる。

    この記事は、僕が体験に行く前に調べたことをまとめたものだ。ジムを勧める記事ではない。行く前に確認しておくと損をしにくい項目を並べる。

    制度の内容は2026年9月12日に消費者庁「特定商取引法ガイド」で確認した。


    続かなかったのは、選ぶ順番が逆だったから

    先に選び方の話をする。

    僕は何度もジムを選んで、何度も行かなくなった。振り返ると、毎回金額から選んでいた。安いところを探して、安いところに決めて、そのうち行かなくなる。

    金額から決めると、行けない回数のプランを買うことになる。月8回のほうが1回あたりは安い。でも月8回行けないなら、1回あたりは計算上の数字でしかない。

    先に決めるのは3つ

    1. 月に何回行けるか
      仕事の繁忙期を含めて考える。忙しい月に行けない回数を基準にすると、その月に止まる。

    2. 移動に何分かかるか
      往復の時間は料金表に出てこない。片道30分なら、1回につき1時間を余分に払っている。家か職場の近くかで、続くかどうかが変わる。

    3. 予約がいつ取れるか
      これは行ってみないと分からない。だから体験のときに聞く。夜と土日が埋まるジムで、平日夜しか行けないなら、回数券が消化できない。

    この3つが決まってから金額を見る。 順番を逆にしたのが、続かなかった理由のひとつだと思っている。


    制度の話:ジムはクーリングオフの対象に入っていない

    ここからが本題だ。

    特定商取引法には「特定継続的役務提供」という枠がある。長く通うタイプのサービスで、途中でやめたくなることが多いものを対象に、クーリングオフと中途解約を認める制度だ。

    対象は7つだけで、消費者庁のサイトにこう並んでいる。

    役務 期間の条件 金額の条件
    エステティック 1月を超えるもの 5万円を超えるもの
    美容医療 1月を超えるもの 5万円を超えるもの
    語学教室 2月を超えるもの 5万円を超えるもの
    家庭教師 2月を超えるもの 5万円を超えるもの
    学習塾 2月を超えるもの 5万円を超えるもの
    パソコン教室 2月を超えるもの 5万円を超えるもの
    結婚相手紹介サービス 2月を超えるもの 5万円を超えるもの

    運動指導は入っていない。

    特定継続的役務提供の対象7役務(消費者庁 特定商取引法ガイド)
    特定継続的役務提供の対象7役務(消費者庁 特定商取引法ガイド)

    この7つに当たる契約なら、書面を受け取った日から8日以内はクーリングオフができる。期間が過ぎても中途解約ができて、解約時に請求できる額にも上限がある(開始前なら、エステで2万円、学習塾で1万1000円、といった具合に法律で決まっている)。

    ジムの契約には、この保護がかからない。

    実際、そう書いてある会社がある

    オンラインの指導サービスの特定商取引法のページに、こう書かれていた。

    クーリングオフが適用されるサービスではなく、入会登録後および延長登録後のキャンセルは規約に沿う

    制度どおりの記載だ。 隠しているわけでも、ごまかしているわけでもない。ジムやオンライン指導は7役務に入らないので、解約の条件は各社の規約が決めることになる。

    だから「8日以内なら戻せる」という前提を持ったまま契約すると、話が合わなくなる。

    ※ ただし、痩身エステに当たる内容が含まれる場合や、訪問販売・電話勧誘販売で契約した場合は、別の規定が関わることがある。自分の契約がどれに当たるか分からないときは、消費者ホットライン「188」で聞ける。


    だから、規約を自分で読む

    制度が守ってくれない以上、契約書と規約が全部になる。見る項目は4つでいい。

    1. 途中でやめたとき、いくら返ってくるか

    • 残った回数ぶんが返るのか
    • 手数料が引かれるのか
    • そもそも返らないのか

    回数券タイプは「消化していない回数ぶん」がどう扱われるかを見る。月額制は「いつまでに言えば翌月から止まるか」を見る。

    調べた範囲では、月額制で「月単位で退会でき、違約金なし」と明記しているところがあった。ここは分かりやすい。

    2. 返金保証の条件が読めるか

    「全額返金」と大きく書いてあっても、条件のページに行けるかどうかが別問題だ。

    条件で見るのはこの3つ。

    • どういう状態なら返金されるのか
    • いつまでに申請するのか
    • 全額なのか、消化ぶんを引くのか

    見出しだけなら全部「返金保証あり」に見える。 条件が読めるかどうかで分けたほうがいい。

    読める側の例

    tough brawn(男性向け)は「結果にご満足いただけなかった場合は、全てのコースで全額返金いたします。」と書いたうえで、その返金規定をページ内で公開していた。上の3つが全部書いてある。

    項目 記載
    期限 「セッション開始日から30日以内(該当日が営業日でない場合は、その翌営業日とします)に手続きを行ったものに限り有効」
    手続き 「来店のうえ指定の書面で行うものとし、電話、FAX、電子メールその他の手段による手続きには応じることはできません」
    返金後 「返金を受けた会員は、以降本クラブの諸施設を一切利用できません」(退会とみなされる)
    対象外 物品等およびメンテナンスコース

    そして、返金を受けられない場合が5つ挙がっている。

    (1)会員の自己都合による退会の場合
    (2)初回トレーニングで計測した体重の2%以上の減量成果が、セッション時の計測で一度でも出ている場合
    (3)トレーニング当日のキャンセル及び遅刻が2回以上あった場合
    (4)トレーナーと取り決めたプログラムや食事指導を守らなかった場合
    (5)食事の報告を行わなかった日が3日以上ある場合

    (1)が大きい。 「合わなかったのでやめる」は自己都合なので、この保証の対象ではない。全額返金と書いてあっても、やめたいときに使えるものではないということだ。

    これは厳しいという話ではなくて、事前に読めるのがいいという話だと思っている。30日・2回・3日と数字で書いてあるので、自分が守れる線かどうかを契約の前に判断できる。条件が出ていない会社だと、これが分からない。

    ※ この規定の文中の主体は運営元の「ラスタイル」名義になっている。契約するのがどのブランドでも、当日に書面で確認したほうがいい。

    3. 休会の扱い

    途中で行けない期間ができたときに、止められるのか。止められるとして、その間も月会費がかかるのか。回数券の有効期限は延びるのか。

    続かなかった経験のある人には、解約より休会のほうが実用的だと思う。

    ただ、ここは調べても出てこないことが多かった。回数券タイプの公式ページを見た範囲では、休会の規定も、回数券の有効期限も書かれていないことがあった。返金規定は細かく公開しているのに、この2つは見当たらない、というページもある。

    書いていないから無いとは限らない。 ただ、事前に読めない以上、体験のときに聞く項目になる。

    4. 分割払いにしたときの解約

    ローンやカードの分割で払っている場合、ジムをやめても支払いは残る。ジムとの契約と、信販会社との契約は別物だからだ。ここは契約前に聞いておく。


    体験に行く前に、フォームか電話で聞くこと

    体験の予約フォームや電話で、先に聞ける。行ってから聞くより落ち着いて判断できる。

    1. 「平日の◯時台は、直近どれくらい予約が取れていますか」
      曜日と時間を具体的に出して聞く。「取れます」だけなら、もう一段聞く。

    2. 「休会はできますか。その間の費用はかかりますか。回数券の有効期限は何ヶ月ですか」
      公式ページに出ていないことが多い項目だ。答えが即座に出るなら、制度として整っている。

    3. 「体験の当日に契約しないと変わる条件はありますか」
      ここが一番大事だと思う。「当日契約で入会金無料」のような条件があるなら、その場で決めさせる設計になっている。あることが悪いのではなく、あると知って行くのが大事だ。

    4. 「1回の時間は何分ですか。着替えとシャワーは含まれますか」
      60分と40分では違う。そこに着替えが含まれるかでも違う。


    体験の場で断るときの言い方

    調べていて分かったのは、「無理な勧誘は致しません」と公式サイトに書いている会社があるということだった。書いてあるとおりになるとは限らない。ただ、公式に出ている文言はその場で確認できる材料になる。

    それでも、その場の空気で言いづらいことはある。用意しておくと楽なのは、この3つだ。

    「今日は決めないと決めてきました」

    最初に言う。終わってから言うと、話を巻き戻すことになる。開始前に伝えるのがいちばん角が立たない。

    「他も体験してから比べます」

    比較するのは当然のことなので、これを止められる理由がない。止めようとしてくるなら、それ自体が判断材料になる。

    「持ち帰って規約を読みます」

    上に書いた4項目を読むと言えばいい。読ませたがらない会社はまずない。

    条件を下げる提案が出てきたときは、注意したほうがいい。 その場で決めさせるために値引きが出てくるなら、その値引きは今日だけの理由がある。金額の話に乗ると、断る話が止まる。


    まとめ

    • パーソナルジムは、特定商取引法の「特定継続的役務提供」7役務に入っていない。 クーリングオフと中途解約の保護はかからない
    • 7役務(エステ・美容医療・語学教室・家庭教師・学習塾・パソコン教室・結婚相手紹介)なら、書面受領から8日以内のクーリングオフと、上限付きの中途解約がある
    • ジムは各社の規約が全部。読む項目は途中解約の返金・返金保証の条件・休会・分割払いの4つ
    • 返金規定を公開している会社もある。ただし「自己都合の退会は対象外」と書かれていることがある。全額返金=やめたいときに使える、ではない
    • 休会と回数券の有効期限は、公式に出ていないことが多い。 体験のときに聞く
    • 体験前にフォームか電話で聞くのは、予約の取りやすさ・休会・当日契約の条件・1回の時間
    • 断る言葉は最初に言う。その場の値引きには乗らない
    • 選ぶ順番は、回数 → 移動時間 → 予約の取りやすさ → 金額

    無料体験は、行ったら入会しないといけないものではない。回数と時間を自分の生活に当てられるかを見に行く場だと思っている。


    出典

    • 消費者庁「特定商取引法ガイド 特定継続的役務提供」― 対象7役務と期間・金額の要件、クーリング・オフ8日間、中途解約と損害賠償等の上限額(2026年9月12日確認)
    • tough brawn(last-style.com/tough-brawn/)― ページ内の「返金規定」全6項(「返金規定を詳しく読む」から開く)。休会・回数券の有効期限・特定商取引法に基づく表記のページは、同ページおよび last-style.com のトップを見た範囲では見当たらなかった(2026年9月12日確認)
    • 各社の公式サイトおよび特定商取引法に基づく表記(2026年9月12日確認)

    制度は改正されることがある。最新の内容は消費者庁のサイトで確認してほしい。

    この記事は一般的な情報の整理で、個別の契約についての法的な助言ではない。契約でもめたときは、消費者ホットライン「188」に相談できる。

  • パーソナルジムの料金を4社ぶん並べた。1回あたり3,570円から13,200円だった

    パーソナルジムの料金を4社ぶん並べた。1回あたり3,570円から13,200円だった

    ジムを勧める記事ではない。

    僕は自己流で遠回りしかしていない。だから「ジムに行けば解決する」とは書かない。ここに書くのは、公式サイトに出ている金額を並べただけのものだ。

    調べてみて分かったのは、金額そのものより金額の出し方が会社ごとに違うということだった。同じ「パーソナルジム」で比べているつもりが、比べられていない。

    この記事の数字は 2026年9月12日時点で各社の公式サイトに出ていたもの。
    料金は変わる。申し込む前に公式で見てほしい。


    1回あたりで並べる

    総額で比べても意味がない。回数も時間も違うからだ。だから1回あたりにそろえた。

    サービス プラン 1回あたり(税込) 1回の時間 形態
    サスティナ 通常 月8回 3,570円 40分 月額制・通い
    サスティナ 通常 月4回 4,070円 40分 月額制・通い
    tough brawn 16回コース 13,200円 記載なし 回数券・通い
    Lastyle スタンダード16回 13,200円 60分 回数券・通い

    3,570円と13,200円で3.7倍ある。

    パーソナルジム1回あたりの料金(各社公式サイト・2026年9月12日時点)
    パーソナルジム1回あたりの料金(各社公式サイト・2026年9月12日時点)

    プレズはオンラインで1回いくらの形になっていないので、別に出す。

    プレズ プラン 月額(税込) 指導の中身
    プレミアム 2ヶ月 月8回 43,890円 ビデオ電話25分
    ボディメイク 2ヶ月 月4回 32,890円 ビデオ電話25分
    ダイエット 2ヶ月 — 21,890円 動画を撮ってフォーム指導
    ダイエット 6ヶ月 — 16,170円 同上

    期間を長くするほど月額が下がる作りだ。ダイエットプランは2ヶ月21,890円が6ヶ月だと16,170円になる。


    3.7倍の中身

    安い高いの話ではなくて、そもそも売っているものが違う。

    • サスティナ:1回40分。月額制。東京に14店舗
    • Lastyle:1回60分。回数券。池袋東口
    • tough brawn:回数券。男性向け
    • プレズ:全国オンライン。通わない

    40分と60分で1.5倍。月額制と回数券では支払いの区切りが違う。通うのと通わないのでは移動時間が乗るかどうかが違う。

    「相場はいくら」に答えが出ないのは当たり前だった。 僕はずっと相場を知りたがっていたけど、聞く質問が間違っていたと思う。


    入会金と初期費用

    月額や単価だけ見ていると、初月にいくら出るかが分からない。

    サービス 入会金 その他
    サスティナ 35,000円 → 10,000円OFF 事務手数料5,000円 → 0円/初回体験4,000円 → 0円
    Lastyle 25,000円(税込27,500円) —
    tough brawn 25,000円(税込27,500円) 総額に含まれている
    プレズ 9,800円(税込10,780円) 指導料と入会金以外はかからないと明記

    tough brawn は「合計」に入会金を入れて出している。 16回コースの合計217,000円(税込238,700円)は、1回12,000円×16回+入会金25,000円の数字だ。計算が合う。ここは分かりやすい。

    サスティナは割引後の実額が書かれていない。 「35,000円 → 10,000円OFF」としか出ていないので、結局いくらなのかは自分で引き算することになる。25,000円のはずだが、その数字自体はページに出ていない。


    総額の表示で引っかかったところ

    Lastyleの料金欄に「キャッシュバック最高額適用時 117,000円」という数字がある。

    同じ運営の tough brawn 側に総額が出ていたので、突き合わせてみた。

    • 16回コースの合計は 217,000円(税込238,700円)
    • 217,000円 − キャッシュバック最高額100,000円 = 117,000円

    つまり117,000円は税抜ベースの数字だった。税込で同じ計算をすると、238,700円 − 100,000円 = 138,700円になる。

    差は21,700円ある。

    1回単価のほうは「12,000円(税込13,200円)」と税込を併記しているのに、いちばん安く見える総額だけ税抜で並んでいる。悪意があるとは言わないけど、並んでいる数字の税区分がそろっていないのは確かだ。

    数字を見るときは、まず税込か税抜かを見る。僕はここで何度か勘違いしている。


    キャッシュバックは条件のほうを見る

    Lastyleとtough brawnには、体重の減少幅に応じたキャッシュバックがある。公式に条件が書いてあった。

    項目 内容
    対象 パーソナルトレーニング
    8回コース -1kgにつき5,000円(最大5万円)
    16回コース -1kgにつき10,000円(最大10万円)
    条件 初回セッションから2ヶ月後のセッションで体重が1kg以上減少していること
    購入額の最低金額 133,100円
    申請方法 入会申込書の記入
    受取方法 口座振込
    枠 先着20名

    「最大10万円」を受け取るには、2ヶ月で10kg減らす必要がある。

    これを目標にするのは勧めない。短い期間で大きく落とす話には乗らないことにしている。

    見たいのはそこではなくて、条件がちゃんと書いてあるかどうかのほうだ。この2社は書いてある。1kgあたりいくらか、いつ測るか、どう申請するか、どう受け取るか。全部出ている。条件が読める状態にはなっている。

    「最大◯万円」だけ大きく出ていて条件が読めないところとは、別物として扱っていい。


    金額がどこに載っているか、も見た

    調べていて気になったことが2つある。

    プレズは特商法ページに金額がない

    特定商取引法に基づく表記の「6.販売価格」の欄が、「入会ページに記載。」とだけ書かれている。

    それで入会ページを開いたら、プランと期間を選ぶ丸ボタンが並んでいるだけで、金額が表示されていない。

    金額が載っているのは、トップページの中にあるタブの中だった。開かないと出てこない。

    見つからないわけではない。ただ、特商法のページから金額にたどり着けないのは、探す側としてはやりづらい。

    サスティナは公式トップに料金がない

    sustina-gym.com を開くと /lp2/ に飛ぶ。ここには料金の記載がない。店舗一覧と予約リンクだけだ。料金ページへのリンクも見つからなかった。

    料金表があるのは /top2/ というページで、こちらはページのタイトルが「トップページ2(坂巻作成)」になっている。作業中のタイトルがそのまま出ているように見える。

    金額は載っているので隠しているわけではないと思う。ただ、トップページから料金にたどり着けないのは同じ問題だ。


    見る順番

    4社を並べてみて、順番はこうだと思った。

    1. 月に何回行けるかを先に決める
      回数が決まらないと1回あたりが出ない。金額から決めると、行けない回数のプランを買う。

    2. 1回の時間を見る
      40分と60分では中身が違う。単価だけ横に並べても比較にならない。

    3. 通うのか、通わないのか
      移動時間は料金表に出てこない。往復1時間なら、それも払っている。

    4. 初月にいくら出るか
      月額+入会金+事務手数料+初回体験料。ここを足してから比べる。

    5. 税込か税抜か
      そろえてから並べる。そろっていない表が普通にある。

    金額を先に決めると、だいたい失敗する。 僕は安いほうを選んで行かなくなったことが何度かある。金額より先に決めるのは回数のほうだ。


    まとめ

    • 1回あたりは 3,570円から13,200円。3.7倍ひらく
    • ひらく理由は、時間(40分/60分)・月額制か回数券か・通うか通わないか
    • 入会金は税抜9,800円(税込10,780円)から35,000円。サスティナの35,000円は税区分が公式に書かれていない。初月にいくら出るかは別で計算する
    • tough brawn は合計に入会金を含めて出している。計算が合う
    • サスティナは割引後の実額が出ていない
    • Lastyleの「117,000円」は税抜ベース。税込で計算すると138,700円
    • キャッシュバックは条件が書いてあるかどうかを見る。金額の大きさではない
    • 先に決めるのは金額ではなく回数

    無料体験や無料カウンセリングは、どこも用意されている。行ったからといって入会する必要はない。 回数と時間を自分の生活に当てられるかを見に行く、くらいの使い方でいいと思う。


    出典と取得日

    すべて2026年9月12日に各社の公式サイトで確認した。

    • サスティナ(sustina-gym.com):料金表・キャンペーン・店舗一覧
    • Lastyle(last-style.com/lp/):コース&料金プラン・キャッシュバック適用条件・入会金
    • tough brawn(last-style.com/tough-brawn/):コース&料金プラン
    • プレズ(plez.jp/lp/):指導料の表・入会金/特定商取引法に基づく表記

    料金とキャンペーンは変わる。この記事の次回の見直しは2026年10月中旬に行う。

    この記事は公式サイトに出ている料金と条件を整理したもので、効果について述べたものではない。